自治基本条例のその後は
県議会の有志の議員で、大和市の自治基本条例について調査を行いました。県においても自治基本条例の策定作業が行われていることを受けてのものです。
市議時代に自治基本条例の審議にかかわりましたが、その当時と比べると、大和市の自治基本条例に対するスタンスは大きく変わったようです。
対応をしてくださった市長からは、机上ではなく市民生活を優先する行政運営を行うべきといったような内容のお話がなされておりました。
先進的な施策は最初は騒がれますが、その後の経過がどうなったのかはまったく議論もされません。地域通貨やどこでもコミュニティのようにいつの間にか立ち消えてゆく大和市の過去の遺物をみるにつけ、行政運営の堅実性が強く望まれると感じました。
たとえ理念がよいものであっても、実効性のないもの、単なる自己満足に終わるものそしてひいては税金の無駄を伴い多くの市民に望まれないものは必要ないというのが私の基本的な考えです。