社会問題総合対策特別委員会
社会問題総合対策特別委員会が開催されました。
消費者行政、青少年問題などをテーマに質疑を行いました。
今回の質疑で興味深かった点は、社会福祉のニーズの総量を把握するという視点です。
保育所の待機児童の問題を考えるときに、待機児童がゼロにならない理由として、保育所を作ることで潜在的なニーズが喚起されるということがよくいわれています。
しかし、根本的なこととして、これらの潜在的ニーズも含めて、理論的あるいは科学的に保育所のニーズの総量を把握すべきではないかというった論旨の質疑がありました。
保育所に限らず、おおよその政策(特に社会福祉)についてニーズの総量を把握することは、私も必要ではないかと考えています。
総量がわかるから、どのくらい足りないかが把握でき、政策的にまたは財政的にどこまでニーズを満たすあるいは満たしていけるのかが決まってくるのだと思います。