参議院議員選挙補選と県議会
参議院議員補欠選挙(神奈川県選挙区)が告示されました。本日から25日の投票日までの長丁場です。
今回の補選は、現職の参議院議員が衆議院議員選挙に鞍替えをしたことによるものです。今回の選挙で県民の皆さんはいくつかの負の影響を受けます。
1.決算審議が短縮されること
2.20億円以上の国税が、任期1年もない参議院議員の選出のために投じられること
神奈川県議会は国政選挙の際は、議会を開かないように日程を調整します。そのため、今回は決算審議を短縮して日程を調整しました。国政選挙の重要性は否定しませんが、県議会が最優先するべきことは、県政にかかる審議であると思います。
また、選挙にはお金がかかります。国政選挙の費用は国費から支出されますが、結局は私たちの税金です。また、実際の事務を執行するのは市町村であるので、普段の業務に少なからず影響を及ぼします。
せめてもの願いは、県民の関心が少しでも高まって、投票所に足を運ぶ人が増えることです。