監査委員の選任
監査委員の選任について、賛成多数で同意されました。
神奈川県には、監査委員が4名います。現在、2名は議員選出、1名は県職員OB、1名は民間の方です。
監査委員制度自体のあり方が問われていますが神奈川県の監査委員は基本的に充て職人事といわれても仕方がない状況です。
今回の案件は、前任者(県職員OB)が一連の県の預け問題の責任を感じてやめられた結果ですが、県職員OB(身内)が監査委員につくという慣例事態に問題があることを真摯に受け止めるべきである考えます。県の信用を揺るがす大きな事件があった後であれば尚更です。
会派内の会議の中では、県職員OBから監査委員を選出する現在のあり方の変更を提案しましたが、現状追認という方向になりました。もちろん本意ではありませんが、団の意向に従い賛成となりました。
議会選出の監査委員も、その議員の監査能力の有無に関係なく、期数を重ねた議員の充て職になってしまっている傾向があります。議会自らがその権能を放棄するような行為は改めなければならないと考えます。