更迭人事について
昨日に続いて副知事の更迭の件です。
副知事2名が辞職を出したのは、一連の不正経理の責任をとってのことです。この辞職に関しても様々な意見があるようですが、最もやってはならないことは、責任をとって辞職した2名の知事の就職を県が斡旋すること、特に県の関係する団体に再配置することです。これでは責任をとったことにはなりません。
また、辞職をしたといっても、不正経理にかかる特別委員会が設置されたわけですがから、2名の副知事は必要があると思われるときは、参考人として審議にしっかりと協力していくことが求められます。
今回の辞職に関して、既に知事の減給が行われており、二重の処分ではないかという意見もあります。ある意味もっともな意見かもしれません。
このような事態が起こってしまうのは、ある不祥事が起きた時に、どのように責任をとるのかという基準が不明確な点も挙げられます。今後、特別委員会の中でも様々な審議がなされ、行政も改善の取り組みをおこなっていくと思われますが、不祥事に対する処分の在り方もしっかりと議論をする必要があります。