菅原直敏(神奈川県議会議員)議会報告ブログ〜千里の道も一歩から〜

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神奈川県議会議員菅原直敏の議会報告のブログです。神奈川県大和市選出。無所属。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士。

深圳に行く前に知っておきたい10のコトその1

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深圳に行く前に知っておきたい10のコト

 

 

2018年1月22、23日の強行日程で、中国深圳市を訪問してきました。

 

中国のシリコンバレーとも評される深圳における、テクノロジーの挑戦的実践を調査するためです。

 

結論から言うと、ビジネスに関わる方、エンジニアの方そして行政・議会関係者で深圳に行ったことがない方は、是非行って欲しいと思います。

 

その理由は、以下の3点です。

 

①中国の現実を直視できること

②ビジネスや政策の着想を得られること

③日本の弱みと強みを知れること

 

最初の理由は「中国の現実を直視できること」です。私は議会の政策決定の場に身を置き、多くのビジネス関係者とお話しする機会があります。そこで感じるのは、中国の現実を的確に捉えられていない人たちが非常に多いことです。「中国の製品は安かろう悪かろうだ」、「中国の技術は日本よりはるかに遅れている」、「中国人の所得は日本人より低い」など、数え上げればきりがありません。しかし、その多くは10年以上前の中国の話です。現在の中国は信じられないスピードで社会が変わっています。その中でも深圳は最も変化のスピードが早い地域の一つです。

 

次の理由は「ビジネスや政策の着想を得られること」です。深圳は壮大なテクノロジーの実験場です。無人コンビニ、公道を走る自動運転バス、顔認証による支払いなど、おおよそ世界中で構想されている最先端の取り組みが次々と一般市民相手に試験的にサービス提供されています。これらの新規的な取り組みは、多くのビジネスや政策作成への着想を与えてくれるでしょう。

 

最後の理由は「日本の弱みと強みを知れること」です。深圳の変化のスピードは目覚ましく、そこで行われているテクノロジーを通じた取り組みは確かに刺激的ですし、様々な分野において日本国内のでの取り組みが周回遅れになっている現実を目の当たりにするでしょう。しかし、一方で、感度の良い方であれば、物足りなさと言うか日本の方が秀でている点あるいは得意とする点があることに気づかされると思います。そこにビジネスにおける意義があるでしょうし、政策課題を解決する種があります。

 

さて、中国の深圳に行った方が良い理由を3つ記しましたが、ただ闇雲に行っても効果半減です。なぜなら、一見すると深圳は建設ラッシュに沸く新興都市の一つにしか見えなからです。そこで、私の調査の内容も踏まえ、深圳に行く前に知っておきたいことを10つにまとめましたので、順次ご紹介して行きます。

 

 

千里の道も一歩から

 

神奈川県議会議員

 

菅原直敏