ダブルケア〜育児と介護の同時進行〜
フォーラム南太田で開催された「ダブルケア(育児と介護の同時進行)シンポジウム」に参加してきました(たまたま幸運にも休日でした^^)。
ダブルケア(double care)とは、親の介護と子供の保育の両方を同時に行うことを言い、実際にそれを行っている人をダブルケアラー(double carer)と呼ぶそうです。今回、研究発表を行った大学教授達の造語だそうです。
私がプライベートでもその世代であることや、仕事柄介護と保育の両方を学んで専門職としようとしているので、興味があり参加しました。
発表後、参加者が10グループに分かれてワークショップ形式の討議を行いました。
私のテーブルは、発表者の山下順子先生(ブリストル大学講師)をファシリテータに、実際にダブルケアをしている母親、介護職員、保育職員、財団職員、市議会議員など多彩な顔ぶれによるディスカッションになりました。
個人的には、介護と保育をあまりに縦割りに考えすぎる風潮に疑問を持っていたので、様々な当事者や有識者のお話をお伺いし、良いヒントを頂きました。
人をケアするという点では共通なのだから、介護職の人は保育へ、保育職の人は介護・障害福祉へもっと目を向けても良いと思いました。