羽田空港のハブ化
羽田空港のハブ化の方針を国土交通大臣が表明して、関係各所から様々な意見が出ています。
神奈川県は羽田空港の再拡張・国際化を求めており、リーフレットも作成しています。これにより、2000億円の経済波及効果があると試算されています。
逆に、地域によっては、羽田空港のハブ化によって不の経済波及効果が生じる可能性があるだけに、反対をする自治体の気持ちもわからなくはありません。
経済波及効果は無視できない課題です。
しかし、その一方で、利用者の利便性や、日本国としての競争力を考えることも重要ですし、それが結果的に国全体の経済波及効果としてより大きなものをもたらしてくれる可能性があります。あまり地域の経済波及効果ばかりに拘泥してしまうと、大きな目的を見失うことにもなりかねません。
神奈川県の立場からは、羽田空港のハブ化は推進を望む計画になると思います。今後、重要なことは、いかなる戦略の下にハブ化を推進していくかでしょう。