地方における外国人参政権

最近、地方における外国人参政権についての意見を大変多く頂きます。基本的には全て反対を求めるものです。

地方における外国人参政権の問題について、私たちが最初に確認しなければならないのは、地方の自治を一体誰が担うのかということです。この基本的な議論をまったくせず、外国人参政権の賛否を決するのは、

プロセスに相当な飛躍があります。

自治や国家の主権にかかわる大切な問題を、政治的な道具にするべきではありません。また、国民全てがしっかりと問題意識を共有することも重要です。

前提知識がない上での、新聞社が行うような賛否の国民アンケートは、国家運営をミスリードする可能性を大いに秘めています(これは外国人参政権の問題に限らない)。

外国人参政権の問題は、まさに国家の主権や地方の自治を考える重要な契機となります。皆さんも真剣に考えてみてください。