アメリカの高速道路
アメリカの東海岸を高速道路で走りました。
東海岸の主だった高速道路や重要な橋は有料です。日本と同じような料金所があります(写真下)。また、日本のETCにあたるE-ZPASSなる無線料金徴収システムも存在します。
高速料金自体は1ドル程度から高くても10ドル程度なのですが、橋の場合は12ドルする場合もあります。総じて日本よりは料金設定は低いですが、決して無料の高速道路ばかりではありません。
アメリカの高速道路総延長の内、有料道路の占める割合は10%にも満たないのですが、ニューヨークを中心とする東海岸地区は人口集中地域であり、アメリカ人にとっても有料の高速道路はなじみのあるものであると考えられます。
昨年の衆議院総選挙の際、アメリカの高速道路はFreewayだからFree(無料)であると主張する候補者が見られましたが、これは大きな誤認であり信号などがないために停止不要といった理由からfreewayと呼ばれているようです。
以前、色々な文献を調べてみると海外の高速道路は必ずしも無料ではないとの事例が多く見られました。日本において高速道路の無料化を行うのであれば、相当の理由づけが必要であると思いました。