提案11:議会活動のホームページ上への公開
提案11:議会活動のホームページ上への公開
【内 容】
各議員の議会活動の詳細をホームページ上で公開します。
【目 的】
議会の活動を積極的に開示し、県民に議会活動の状況を知ってもらうこと(11条(2))
【現状・課題】
○公的に各議員の議会活動を把握する手段はなく、各議員の個人ホームページによってのみ県民はその一端を知ることができます。
⇒各議員が議会内でどのような発言・活動を行っているかを知ることは、有権者の権利です 。
【手 法】
○県議会のホームページ上の各議員のページを充実させます。
【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。
【効 果】
○議員の活動の可視化…各議員の議会における取組が明らかになり、県民が議員に意見を言ったり、評価したりする際の判断材料になります。
○議会活動の活性化…活動が公開されることで、議員の議会活動に対する取り組みが増えます。
【参 考】
都道府県議会では、議員のプロフィールを充実させている議会はありますが、各議員の議会内での活動状況を報告する議会は存在しません。各議員の個人のページで十分であるとのご意見もあるかもしれませんが、個人のホームページを持っていない議員もいますし、ホームページがあってもその内容には基準もなく様々です。有権者の判断材料となるのは、実際に議員が議会内でどのような発言等をしているかという「事実」です。
アメリカの議会のいくつかは、議会のホームページ内に議員の活動を紹介するページを設けています。各議員がどのような活動を議会内で行っているのかが一目瞭然であり(もちろん活動をしていない議員のページは更新が少なくなります)、大変有益な手段であると感じました。特に、議員と個人的なつながりを持たない県民は、このような情報を頼りに、自分の持っている問題意識を取り上げてくれる議員は誰かを判断できると思います(私自身が議員とアポイントを取る際にも大変役に立ちました)。
また、実際に活動を公開している議会の議員と話をすると、自分達の仕事が評価の対象となるので、議会活動を頑張る動機にもなるとのことでした。