議員視察費が半額に→でも、経費削減する方が面倒な件
6月の議会で同僚議員の皆さんにご議決を頂き、8月上旬に「県政調査」に会派でいってきました。
政務活動費で行く議員個人の視察と違って、県政調査は議会からの派遣の扱いになるので、出張費の扱いは県の出張の手続きに則って行われます。
今回の行程は
・羽田から空路で大分県(別府市内泊)
・大分県から陸路(借り上げ車)で熊本県(熊本市内泊)
・熊本から陸路(新幹線)で鹿児島県
・鹿児島県から空路で羽田
という行程でした。
会派の皆さんから頂いた調査先を合わせ、政調会長として旅程を組み、当然のことながら激安のパック旅行を用いて出た費用が、5人で約35万円でした。
一方で、議会局が正規の料金で見積もってきた額が約70万円でした。
飛行機のクラスもホテルのランクも変わりませんが、全て正規料金で組むと2倍になるのです。
もちろん、条例の手続き上は正規料金で行くことの何の問題もありません。しかし、私は以下の理由で、パック旅行を使うことが多いです。
・単純に税金を節約できる(し、自分が旅行に行くときに正規料金で行くことはほとんどない)
・パック旅行も柔軟に行程に対応できる上に手続きも楽
・必要がある場合は、次の調査にも費用が使える
ただ、ここからが面倒なのですが、パック旅行の場合は、個別に宿泊代、飛行機代などを算出し直さなければならず、非常に面倒な手続きが待ってます。
パック旅行は安くて手続きが楽だから便利なのに、この点は改善していきたいですね。
千里の道も一歩から
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