文教常任委員会意見発表
文教常任委員会が開催されました。
採決に先立って、質疑を総括して、端的に以下の意見を申し上げました。。
教育現場におけるICT環境の整備について、業務のICT化はやり方を誤ると返って業務効率が悪くなることもあります。現在、教員の働き方改革と生徒の教育環境の両面からICT化が別個に検討されているようですが、両面は密接不可分であり、一体的に検討されることがらであると考えます。教育現場における全体的なシステムデザインを描きながら進めることを提案します。
また、管理職にICTに明るい人間を年功序列の形に捉われず、能力本位で配置していくことこそが最も優先されるべき事項であると考えます。ご検討ください。
盲ろう教育について、障害がある子供たちがそれぞれの成長に合わせて教育を受ける環境を整備していく必要があると考えます。例えば、3年間で高等教育を修了することが十分でない者が追加的に学校に在籍できる制度は国内外で事例がみられます。この点も検討してください。また、特別支援学校こそICTが教育の向上に寄与する度合いは高いと考えます。教育にかかる方々こそ、テクノロジーに高い関心をもって、現場の改善に取り入れていってほしいと思います。